自社採掘、自社加工によるこだわりの国内加工

自社ブランド・芝山石をはじめ、使用経験のある国産材は30種類以上。
その経験を生かし、良質な製品作りに日々、励んでいます。
 
 
 
 


 「切削」~ベテラン職人による石取り~

ベテラン職人の経験と目によって、選び抜かれた原石を切削していきます。
目合い・風合い・キズ・割れ等、様々な石の状況を見極めてする切削は非常に
重要な加工工程になります。
原石を大口径、中口径、オフカットと部材の大きさに合わせ切削機を使い、
角材にしていきます。
 

 
 
 
 

 

 

「磨き」~品質と耐久性向上のため砥石研磨標準採用~

石を磨く際に発生する摩擦熱。その摩擦熱を最小限に抑え、なるべく「石を傷めない」ようにする研磨方法がこだわりの砥石研磨です。
 

砥石研磨とは?

昔、お墓を磨く作業には砥石が使われてきました。手で磨く時は小さく割った砥石そのものを手に持ち磨きました。
また、木製の板に大きな砥石を挟んで、向かい合った二人が押し引きをして磨いたりしていました。
その後、石材加工も機械化が進み、ブロック状の砥石を斜めに二丁掛けしたものを回転させ水を流しながら研磨機で磨きました。
この時代に仕上げられたお墓は、水に濡れたような独特な柔らかい艶を放ち、現在も輝き続けています。
現在、古いお墓が長期間にわたって艶が保たれている事をよく耳にしますが、その殆どは砥石によって磨かれたお墓だと思われます。
 
砥石研磨は、石の表面温度あまり上げずに(40~45度前後)艶出しを行うため、石の表面が傷まない(石の成分の1つである雲母の剥がれる率が少ない)というメリットがあり、焼けによる白濁化を最小限に抑えることが出来ます。
研磨時間の長さ(通常の研磨より3~5倍の時間がかかります)と温度調節の難しさの為、その技術を受け継ぐ業者は殆ど見られなくなりました。
しかし、我々はどうしても独特な柔らかい味のある水に濡れたような艶の仕上がりを残したい、お客様に良いものを届けたい。その一心で自動研磨機に改良を加え、圧力を完全にコンピュータ制御により管理し、安定した温度調整を行いうなど努力を重ね、常時高い光沢を引き出す砥石研磨を継承しています。
また、熟年職人の目による厳しい検品、光沢度測定器を使い光沢度をはかるなど、質の高い製品作りを徹底しています。
 

耐光性の飛躍的向上

昭和30年代から40年代にかけて加工機械や研磨工具がどんどん開発され砥石はバフという研磨工具に代わりました。
それにより大幅な研磨時間の短縮と共に、一般的にバフという研磨工具は広く使用されるようになりました。
バフによる研磨は、摩擦熱により艶を出すので研磨表面を傷め、見た目ではわかりませんが顕微鏡で見ると表面を毛羽立てたようになっています。
砥石仕上げでは多量の水を出しながら研磨するので、摩擦熱が低くの表面が傷みにくいので艶が長く持続しています。

砥石研磨

昭和35年 光沢度90
昭和28年 光沢度92
昭和10年 光沢度83

バフ仕上げ

平成7年 光沢度72
平成7年 光沢度63

 

工程比較

砥石研磨による艶出しは、摩擦熱をあげず時間をかけながら行うので下地がしっかりしまっていないと艶が出ません。
そのため工程を増やし、一つ一つの番手の回数も多く行い良い下地作りに努めています。

砥石研磨

80→200→400→500→800→グロス(1000~1500相当)→ハイグロス(2000~3000相当)→スーパーファイン(5000相当)→サンワファイナル(砥石)

通常バフ研磨

80→200→400→500→800→グロス(1000~1500相当)→ハイグロス(2000~3000相当)→バフ

 
お墓はお客様と長い間、関わっていくものだと思います。
そんな故人を想い建てられたお墓に、砥石研磨は適していると弊社では考えています。

「加工」~役物と言われる匠の秀抜な役物加工~

伝統的な役物加工から、中国加工が増え始めてできた特殊加工まで、伝統的技術と新たな技術への柔軟性を組み合わせ、幅広い役物加工に高品質を目指し対応しています。
現在、輸入材である中国製品が大半の墓石になり、石材加工が始まった時代の石工達の誇りや、こだわりは忘れ去られています。
当社では、そんな忘れ去られた細かい小さい石工達のこだわりや誇りを思い起こし、本来のあるべき姿、意味に一貫してこだわって加工しています。

加工風景

 

研磨風景

 
 

手磨きでも出来る限り平らにする事にこだわっています。

 
 

曲面は歪まないように、波をうたないように工夫をしています。

 
 

特殊加工